アイリスト求人・転職お役立ち情報

まつエクサロンでアイリストとして働きたい方へのお役立ち情報を発信しています

アイリストの検定って?必ず必要?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アイリストには安全な施術と衛生管理が求められるため、国家資格である美容師免許の取得が必須になります。
ですが、美容学校は美容師を育てる事がメインの学校ですので、アイリストとしての実践的なスキルを学ぶことはあまりできません。
そこで多くのアイリストは、まつ毛ケアの民間資格を取得しています。
国家資格ではありませんが、業界にいくつもの協会があり、そこで実施されている認定試験に合格することで民間資格を取得することができます。
今回はどのような種類があり、どういった内容なのか見ていきましょう。

日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)

まつ毛エクステンション衛生管理士認定試験

JACAは主なまつ毛エクステ協会が連合して設立された、安全衛生面に特化した検定を実施している協会です。
過去にまつ毛エクステサロンでトラブルが多発したため、各協会が個別に設けていた安全基準を統一して設立された協会です。
資格には「安全技術師」「認定機構1・2・3級」「認定講師」の5種類があり、安全技術師の資格は他の協会の検定を受験する際に必須となる場合があります。

安全技術師

【受験資格】
美容師免許を取得している者。

【試験内容】
・実技試験
・筆記試験(選択問題・記述)
前半:手指消毒・ツイーザー・人工毛の装着・グルーの硬化
後半:リムービング

【合格基準】
実技:50点満点中40点以上
筆記:50点満点中40点以上
合計:100点満点中80点以上で合格

※合計80点以上でも、実技・筆記のどちらかが40点未満の場合は不合格

日本まつげエクステンション協会(JLA)

アイデザイナー技能検定試験

JLAは加盟しているサロンが多く、「アイデザイナー技能検定試験」は最も知名度が高い検定です。
サロンによってはアイリストの採用時、この資格の保有が応募の条件になっている事もあるので、これからサロンへの就職を考えている方にオススメの資格です。
資格にはランクが高い順に「認定講師」「トップデザイナー」「アイデザイナー」の3種類があります。
一つずつ合格してランクを上げていくシステムになっています。
そのため、まずはアイデザイナーの資格を取得しなければなりません。
また、アイデザイナー検定の受験には、前述したJECAの「安全技術師」の資格を取得していることが条件となっています。

認定機構3級

【受験資格】
衛生管理士・安全技術師のどちらかを取得している者

【試験内容】
・実技試験
・筆記試験(選択問題・記述)
前半:手指消毒・テーピング・まつげのクレンジング・人工毛の装着・グルーの硬化
後半:リムービング

【合格基準】
実技:50点満点中40点以上
筆記:50点満点中40点以上
合計:100点満点中80点以上で合格
※合計80点以上でも、実技・筆記のどちらかが40点未満の場合は不合格

認定機構2級

【受験資格】
認定機構3級取得者

【試験内容】
・
実技試験
・筆記試験(選択問題・記述)
前半:手指消毒・テーピング・まつげのクレンジング・人工毛の装着・グルーの硬化
後半:ツイーザー・リムービング

【合格基準】
実技:50点満点中40点以上
筆記:50点満点中40点以上
合計:100点満点中80点以上で合格
※合計80点以上でも、実技・筆記のどちらかが40点未満の場合は不合格

認定機構1級

【受験資格】
認定機構2級取得者

【試験内容】
実技試験・筆記試験(選択問題・記述)
前半:手指消毒・テーピング・まつげのクレンジング・人工毛の装着・グルーの硬化
後半:ツイーザー・リムービング

【合格基準】
実技:50点満点中40点以上
筆記:50点満点中40点以上
合計:100点満点中80点以上で合格
※合計80点以上でも、実技・筆記のどちらかが40点未満の場合は不合格
各資格は1つ下の資格の保有が受験資格になるため、1つずつ取得し上を目指す必要があります。

1級を取得すればどのサロンでも通用する高い技術力を証明でるため、就職には大変有利であり、
いずれ自分のサロンをオープンしたいという方はぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

日本アイリスト協会(JEA)

JLAの次に知名度が高いのがJEAの「まつ毛エクステンション技能検定試験」です。
JLAの検定と並んで実用的な検定になっています。
資格を取得すると「ディブロマ」と呼ばれる証明書と顔写真入りのライセンスカードが発行されます。
JEAの資格には「ベーシック」「スタンダート」「プロフェッショナル」の3段階のランクがあるのですが、ベーシックの資格に関しては18歳以上であれば誰でも受験することができます。
筆記試験のみの検定となり敷居が低いため、これからアイリストを目指す人や、サロンオーナーなど実際には施術をしない方にオススメの検定です。
筆記試験のみの検定なので、技術力の証明にはなりません。

JEA3級ベーシックライセンス

【受験資格】
受験日当日に満18歳以上であれば、美容師免許がなくても誰でも受験可

【試験内容】
まつ毛エクステンションの概要や基本的な知識(筆記試験)

JEA2級スタンダードライセンス

【受験資格】
・受験日当日に満18歳以上
・美容師免許既取得者(美容師免許の写しを提出)
・美容師養成課程(美容学校)在学者(学生証の写しを提出)
・美容師養成課程(美容学校)卒業者(卒業証明書の写しを提出)

【試験内容】
筆記試験:プロの技術者としてサロンワークで必要な毛髪学や衛生学、まつげの構造などの専門知識やプロの技術及び知識
実技試験:まつ毛エクステンション技術者として必要とされる「安全」をキーワードとした技術検定

JEA1級プロフェッショナルライセンス

【受験資格】
・現JEA個人正会員で2級ライセンス取得者
・受験日当日に満18歳以上
・美容師免許既取得者(美容師免許の写しを提出)
・美容師養成課程(美容学校)在学者(学生証の写しを提出)
・美容師養成課程(美容学校)卒業者(卒業証明書の写しを提出)

【試験内容】
筆記試験:トップレベルのまつ毛エクステンション技術者として必要とされる総合的な技術及び知識
実技試験:あらゆるタイプのまつ毛エクステンションの施術、特にアレンジアートを必要とした技術検定

アイリストを目指すなら、ぜひ資格取得を目指してみて

前述のように、アイリストになるために必須となる資格は「美容師免許」のみです。
ですが、アイリストを目指すなら、上記のいずれかの資格はぜひ取得した方が良いでしょう。
就職に有利になりますし、自身の技術向上、自信にも繋がります。
将来的に自分のサロンを持ちたいのなら「JLA技能検定」の1級を目指してみましょう。
資格の取得方法はスクールに通う他、通信講座もあるため、働きながらアイリストの資格取得を目指すこともできます。
資格の取得が高収入に繋がる事もありますので、ぜひ自分に合った方法で資格取得を目指してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。